スマートファクトリー化を目指す製造業の現場で、
こんなお悩みありませんか?

成形された樹脂製品の
不良発生を抑え、
品質向上に努めたい。

自動車部品メーカー品質管理部

射出成形に使用する
金型を長持ちさせたい。
コストを削減したい。

自動車部品メーカー 生産技術部

V-Moldはセンシングで金型の「見える化」を実現!
製品の品質向上や省人化に貢献します。

金型内部を測定し、射出成形不良を早期に
発見する監視システム『V-Mold』

V-Moldは「金型のIoT化」を簡単に実現するシステムで、ラインにおける生産品質の向上や金型の故障予防保全に寄与します。成形時の金型内部を無線センシングし、製品品質に影響を与える特徴データを収集。解析段階で利用するデータを得ることで「成形品質の向上」と「成形条件の最適化」を実現します。V-Moldの導入で、熟練作業員が長年の経験で培った技術や経験をデジタル化し、若手作業員への技能伝承を進めることができます。

V-Moldの3つの特徴

その1

無線通信

センサの断線予防や金型の

段取り替えの時間短縮に

つながる無線通信を採用!

無線通信により最小限の配線でノイズを軽減した通信を実現。有線計測と比べ、センサの断線予防、ケーブルの暴れ予防、金型段取り変えの時間短縮につながります。

その2

自動計測システム

金型へのセンサ設置に特別な

加工は不要。あらゆるデータを

リアルタイムで自動計測!

金型内の樹脂挙動の変化をリアルタイムで把握できる「自動計測システム」を採用。成形条件を微調整する時間の短縮や手間の軽減に貢献します。

その3

波形分析システム

波形分析機能により、

成形品質に直結する

特徴量データを集積・比較!

波形から抽出した特徴量のトレンドを集積・比較し、データの意味合いを深堀することができます。解析フェーズで活用しやすいデータとすることで樹脂挙動の理解や不具合の究明に役立ちます。

V-Moldでは

5

東海エレクトロニクスが取り扱う つのソリューションを搭載

ソリューション1金型内
センシング

成形機の樹脂射出時に、金型内部圧力の変化を検出することができます。V-Moldのセンサはエジェクタピン形状なので、既存のエジェクタピンと差し替えての使用が可能。ピンのサイズは金型に合わせて調整できます(全長指定)。他にもエジェクタピン直下に設置するボタン型のセンサもラインナップしています。

ソリューション2高精度・高信頼性の
無線技術

全ノードに校正証書が付属し、高速な2.4GHzでも数百メートルの通信性能を誇る無線技術を採用しています。また独自通信プロトコルやバックアップメモリにより、安定した通信を実現。有線の信頼性を手軽な無線で提供します。

ソリューション3自動計測システム
(見える化)

成形設備と連動してショット毎のデータをリアルタイムで見える化・保存します。金型内部に設置した各種センサから得られるデータ(温度、圧力、勘合変位等)の計測・監視により、樹脂の流動性、冷え方、保圧程度、勘合具合等、金型内部の挙動を可視化するシステムです。

ソリューション4波形分析システム
(特徴量エンジニアリング)

複数波形に対して条件組合せで抽出した特徴量のトレンド変化をリアルタイムで見える化・保存します。オフラインソフトでは自由度の高いファイル読込、データの重ね合わせなども行えます。

ソリューション5AI解析サービス
(成形条件の最適化検証)

特徴量エンジニアリングによる複数の計測データから、不具合内容との相関・要因解析を行います。また重要因子を用いた解析モデル生成・検証サービスも提供しています。顧客毎にカスタマイズされた解析モデルはV-Moldに搭載が可能です。

V-Moldご利用までの流れ

  • お問い合わせ・
    資料請求
    (電話お問い合わせ/
    メールお問い合わせ)
  • デモ機
    貸出サポート
  • お見積り
  • V-Mold設置
    (現場立ち上げ)
  • 運用開始/
    運用後
    フォロー
  • まずはご相談内容をお電話やメールなどでお聞かせください。ご要望(システム構成)確認後に、V-Moldの紹介資料をお送りいたします。
  • 必要に応じてデモ機貸出サポートも行っています。貸出機は無線機と計測ソフトウェアが対象となりますが、有償サービスによる現場立会も可能です。
  • ご要望のシステム構成で概算費用を算出し、お見積りとして提出します。
  • オプションとなりますが、センサや無線機の取り付け、ソフトウェアの計測条件設定など現場立ち上げサポートも行っています。
  • 設置後も専門スタッフによる手厚いサポートで安定運用に併走します。

※貸出は原則1社さま1回限り。期間は2週間となります。

※センサとPCは貸出対象外となりますので、ご購入いただくか
お持ちのセンサを事前にご用意ください。

V-Mold導入事例

V-Moldの導入で、成形データの分析工数を50%削減!

自動車部品メーカー 開発担当さま

以前までは、現場から得られる膨大な成形データを手作業で分析しており、1ショット毎に収集したデータの分析作業に膨大な工数がかかっていました。V-Mold導入後は、量産試作1回分の分析にかかる時間が半減。分析工数のおよそ50%を削減することができています。また、計測ソフトのUIが見やすく分かりやすいところも魅力です。今後もAI導入による分析ソフトのバージョンアップが予定されていると聞いていますので、AIによる幅広い分析の自働化や解析領域のさらなる工数削減を期待しています。

V-Moldに関する
よくある質問

無線の通信距離は?

通信距離は実測260mの実績がありますが、工場内の場合は100m程度を想定ください。なお使用環境の影響があるため、導入前に検証いただくことを推奨いたします。※上記の通信距離は保証距離ではありません。

無線の通信周波数、
サンプリング周波数は?

通信周波数はIEEE802.15.4規格2.4GHz帯の独自通信プロトコルで通信しています。サンプリング周波数は最大4kHzで任意設定が可能です。

1台のゲートウェイ(無線親機)に接続
できるノード(無線子機)台数は?

通信プロトコル(LXRS+/LXRS)及びサンプリング周波数の設定によりノード接続台数は変動します。LXRS(距離優先通信)の場合、4kHzの帯域幅まで使用できます(例:128Hz x 24ch)
LXRS+(大容量通信)の場合、16kHzの帯域幅まで使用できます(例:512Hz x 24ch)
※電池の持続性は計測条件により異なりますので計測条件が決まりましたらご相談ください。

無線化できる計測項目は?

無線化できる計測項目は振動、ひずみ、温度、電圧等、あらゆるアナログデータの無線化が可能です。(双葉電子工業/SSEシリーズ、SSBシリーズもアンプレスで無線化可能)

自動計測システムの計測周期、
最大計測CH数は?

計測周期は最大1ms、計測CH数は最大8CHの計測が可能です。計測データは1shotデータ、特徴量トレンドデータを出力します。

波形分析システムの特徴量抽出の
種類と設定最大数は?

特徴量抽出は最大、最小、積分値など11種類、最大60項目まで1shotに対して設定が可能です。また同じCHのデータに対して複数の特徴量抽出の設定も可能です。

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